サイコウッド
接着について
変性アクリレート系接着剤「ぺガロック」
サイコウッドはABS樹脂をベースにした切削加工性の良い樹脂材料です。
標準サイズ以外の寸法を要望される場合、必要に応じて接着することが可能です。
しかし、汎用の接着剤では接着不良を起こしたり強度を得られない場合がございますので、サイコウッドの接着に適した「ペガロック」を推奨しております。
特徴
接着力が大きい | 変性アクリレート系接着剤ですので、サイコウッドの表面を溶解して接着、硬化いたしますので、引っ張り強度は材料破壊です。 |
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優れた耐熱性 | 120℃の温度下でも熱劣化を起こしません。 |
作業性の良さ | 二液タイプです。セットタイムが自由に取れ、小さな接着から幅広い面積への接着が可能です。 |
使用方法
- 接着する面のごみや、油分による汚れを取り除く。
- 接着面の片面にペガロックA液、もう一方の面にぺガロックB液を盛り付ける。(10~15間隔で渦巻状、もしくは川の字状に)
- 面同士を重ね合わせ、2~3回程度擦り合わせる。
- 1cm2 辺り、2~5Kgの加重を掛ける。
接着の目安
接着層の厚みが20~30цmの時に最良の強度が得られますが、接着設備に左右されますので、使用量の目安といたしましては50cm×50cmに300g(A面150g・B面150g)が適量です。
- ※
- 擦り合わせた際、余分な接着剤が垂れてきますので、下の部材にガムテープ等でマスキングしておくと良いです。
荷姿
- 200gセット(A液100g・B液100g)× 5個入り
- 2kgセット(A液1kg・B液1kg)